あさぎり町のご紹介
熊本県南部、人吉球磨地域。
周囲を山にぐるっと覆われた盆地であることから、
司馬遼太郎は紀行集「街道をゆく」の中で「日本でもっとも豊かな隠れ里」と記しています。
そんな隠れ里の球磨郡で、2003年4月、
免田町・上村・岡原村・深田村・須恵村の五町村が合併して生まれたのが「あさぎり町」です。
名前の由来は、春から秋にかけて朝方に出る幻想的な霧。
豊かな自然と清流球磨川、寒暖差の大きな気候は、農業・畜産業に最適で、
お米はもちろん、その他の野菜や牛・豚・鶏などもご好評いただいています。
あさぎり町の名所
谷水薬師
- 日本七薬師の一つで、山門の左右に見える仁王像が名物です。自分の体の悪い部分を仁王像の体の同じ部位に見立て、紙つぶてを濡らしてその部位にくっつけば病が治るという言い伝えがあります。山道の入り口には、あさぎり物産館の支店である谷水売店があります。
薬師温泉・ふれあい物産館
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あさぎり商社のお隣にあるあさぎり町ヘルシーランド薬師温泉内では、あさぎり町の名産品を取り扱うふれあい物産館も営業中。
温泉にお立ち寄りの際は、ぜひぜひのぞいてみてください。
おかどめ幸福駅
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日本で唯一駅名に「幸福」がつく現役の駅です。
改札前に幸福を呼ぶ黄色いポストがあり、あさぎり町産の六白黒豚も食べられる飲食店「黒豚キッチン KUMAKURO」も併設されていて、店内テラスから電車が間近でみられるほか、あさぎり町の名産品や「幸福切符」も購入することができます。
ビハ公園
- あさぎり町にある癒しの空間・ビハ公園(発音は「びわ公園」)は、免田川・宮河内川をさらに上った山の上にあります。キャンプ場やバーベキュースペースがあり、池では地元の高校生が作ったミニ水車が発電中。あさぎり町を一望できる高台からの景色は素晴らしく、季節によって様々な表情を見せてくれます。
あさぎり中学校
- あさぎり町上地区にあるあさぎり中学校は、元村営のグラウンドなどを含め広大な敷地を誇ります。通常の校舎設備の他に、専用野球場、グラウンド2面、体育館2棟、武道館、テニスコート、プールなどがあり、中学校としての合計面積は西日本一。他にも文系の専門室や多目的ホールなどの施設も充実しています。
球磨川
- 日本三大急流の一つ「球磨川」は、鮎が棲むなど水質も良いことで知られています。水源として古くから利用され、豊かな実りをもたらしてきました。
令和2年7月豪雨により、球磨川周辺地域は大きな被害を受けましたが、
みんな明るく前を向いて美味しいものをつくり続けています。
生産者の気持ちのこもった名産品を、ぜひご賞味くださいませ。